UNIX環境を用意した(VirtualBox+Vagrant)
ひさしぶりにUNIX環境が必要だな…と思っていて、
それだけのためにMac買ったりできないしなと悩んでいたら、
どうも最近は、仮想マシン上に仮想環境が作れる(ちょっと理解しづらかった…)、ということがわかり、
VirtualBoxとVargrantインストールしてみた。
仮想環境をぱぱっと用意したり削除したりできる、ということや、
仮想環境のレシピがあって共有されている、というのがいろいろすごい。
最終的にこちらを参考に。
Windows 7 でVagrantでCent OS 6.3入れてみた - 僕の車輪の再発明
設定はこちら。
Windows版Vagrantを利用して仮想マシーンを操作してみよう | WEB ARCH LABO
Vagrantが起動しなかったので、VirtualBoxのバージョンを下げる。
windows7 - Windows + VirtualBox (+ vagrant) で仮想マシンが起動できない - Qiita
なんとか小一時間程度でログインまで辿り着いた。
「モオツァルト・無常という事」
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京都の雑貨店、アンジェのフリーペーパーの書評コーナーに掲載されていた本。
読んですぐ本屋で探して買ってしまった。
小林秀雄、高校の教科書に掲載されていたような記憶があるけれど、自分で読もうと思ったことはなかった。
収録作品は、「徒然草」「当麻」「西行」「平家物語」「蘇我馬子の墓」「光悦と宗達」と、意外にも守備範囲内。
「蘇我馬子の墓」は、「日出処の天子」でエピソードが再生される。
大和三山が美しい。それは、どの様な歴史の設計図をもってしても、要約の出来ぬ美しさの様に見える。「万葉」の歌人等は、あの山の線や色合いや質量に従って、自分達の感覚や思想を調整したであろう。(p.163)
この文章が一番すごいと思った。
あと、能が観たくなった。古代から引き継がれている重要な物語は能という形式にパッケージされているのではないか。
「声の文化と文字の文化」
前から気になっていたけれど、最近知り合った人が読んでいたのでやっと読むことに。
声の文化と文字の文化 | |
ウォルター・J. オング Walter J. Ong 藤原書店 1991-10-31 売り上げランキング : 93609 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
1-3章
名前はレッテルではないし、ことばは事件であり出来事。
「声の文化」では思考は人のコミュニケーションと結びついている。
記録ができないので、思考は想起されやすい表現(リズム、定型句)の型に影響される。
(歴史などを)口承で伝えることにより、ある種受けのよい内容が生き残っていく。神話などのテーマが組みかえられていく。