thinking log

考えたことの記録

映画「白河夜船」を観た

shirakawayofune.com

 

原作はよしもとばなな。読んでいたのは高校か大学か。よしもとばななの初期作品、「キッチン」「哀しい予感」「白河夜船」「N.P.」「とかげ」ぐらいまでがとても好き。

 

監督は写真家で、ライカで撮影したそう。確かにすごい美しい!と思うシーンが多かった。あとピントが合ってないところのふわっとした感じが不思議。

主人公の安藤サクラ以外イメージ通り。主人公はちょっとダラダラし過ぎな感じがした。
よく考えたら、ただただ主人公が毎日寝ていて、彼氏(既婚)から電話かかってきたらかろうじて起きて会う、っていう話だったなぁと…。だんだん眠くなってきて、一番美しい海のシーン(公式サイトメインビジュアル)のとき寝てた。


特殊な仕事をしていた主人公の友人、しおり(谷村美月)、がいい感じだった。ちょっとクラシカルな落ち着いた色の花柄ワンピースがよく似合う。
ワイシャツの袖をまくって着てる彼氏(井浦新)も、あんな感じだろうなと。
 
 
主人公の顔付きや話し方にちょっとイライラしながら観ていたけれど、窓の外を見ているところと、最後のシーンの表情は本当に美しかった。
あと、当然なのかもしれないけれど、しおりと2人でいるところはとてもいい感じだった。眠る2人を真上から撮ったビジュアルも素敵。
 
 
 
白河夜船
白河夜船 吉本ばなな

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