thinking log

考えたことの記録

作品と苦痛

数年前に「素材と作品」というタイトルのテキストを書いた。
「作品」ということがよくわからないので、自分のつくるものは「素材」でいいです、という趣旨で、その頃はそのように思っていた。


最近、流れ的に「作品」を作らなければいけなくなって、改めて誰に何を伝えたいか、そのために何を用意すればいいか、ということを毎日毎日考えて、かなり苦痛な時間を過ごした。
寝る前の1-2時間、毎日向き合っていたのだけれど、逃避で関係ない本を読んでみるなど早く解放されたい気持ちでいっぱいだった。
仕事の方が、目的と対象がはっきりしていて、気持ち的にはぐっと楽だと思う。


でも、この寝る前の時間、とにかく向き合う状況は貴重なモードで、こんな時間は定期的に必要だろうなと思えるようになってきた。


アウトプットは苦痛なもの、と思っていること自体を変えていきたい。